① 今週の総括
今週のGOLD市場は、価格ではなく資金フローで見ると「様子見から慎重姿勢への移行」が見られた週でした。
GLD保有残高は小幅流出が続き、ETF資金も4月の大幅流入から5月は流出へ転換。さらに週後半の強い米雇用統計を受けてドル高・金利高が進行し、機関投資家は積極的な買い姿勢を見せませんでし
② GLD保有残高
週間増減
- 週を通じて小幅流出傾向
- 大規模流出は未確認
評価
🔶 弱含みだがパニック売りではない
機関投資家はGOLDを完全に手放しているわけではなく、新規買いを控えている状態。
③ ETF資金フロー評価
判定
🔴 やや流出
機関投資家は買っていたか?
結論として
「買いより様子見」
4月は世界の金ETFへ66億ドル流入・保有量45トン増加だった一方、5月は世界全体で約20億ドル流出となり、資金流入はほぼ停止しました。
評価
機関資金は
積極買い → 中立
へ移行。
④ DXYと米10年債
DXY
- 週後半に大幅上昇
- 雇用統計後は2か月高値圏
米10年債
- 4.5%近辺まで上昇
- 利下げ期待後退
GOLDへの影響
ドル高と金利上昇はGOLDにとって逆風。
今週の最大テーマは
「安全資産需要」より「高金利維持」
でした。
⑤ 今週最も重要だったニュース
① 米雇用統計
NFP 17.2万人増。
予想を大幅上回りFRB利下げ期待が後退。
市場への影響
→ ドル高
→ 金利上昇
→ GOLD逆風
② 5月ETFフロー発表
世界の金ETFは5月に約20億ドル流出。
市場への影響
→ 機関投資家が様子見に移行
③ 中東情勢継続
安全資産需要は維持されたものの、ドル高・金利高の影響が上回った。
市場への影響
→ GOLD下支え要因
⑥ スマートマネー判定
🟡 中立
理由
- GLD大規模流出なし
- ETF大規模流入なし
- 雇用統計後はドル高・金利高
機関投資家はGOLDを投げ売りしていないが、積極的に買い増している状況でもない。現在は様子見色が強い。
⑦ 来週見るべきポイント
GLD
小幅流出継続か反転か
ETFフロー
5月流出後の資金動向
DXY
雇用統計後のドル高継続有無
米10年債
4.5%台維持か
重要イベント
- 米CPI、
- FRB関係者発言
- 債券市場動向
⑧ 今週の機関マネー結論
【今週の結論】1
機関投資家はGOLD市場から撤退していない。
しかし4月のような積極買いも確認されていない。
5月ETFフローは流出へ転換し、雇用統計後はドル高・金利高が強まった。
現時点では1
「買い増し」ではなく「様子見保有」
が機関マネーの実態と考えられる。





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