GOLD週間総括 2026年6月第1週

2026年6月5日金曜日

 ① 今週の総括

今週のGOLD市場は、価格ではなく資金フローで見ると「様子見から慎重姿勢への移行」が見られた週でした。

GLD保有残高は小幅流出が続き、ETF資金も4月の大幅流入から5月は流出へ転換。さらに週後半の強い米雇用統計を受けてドル高・金利高が進行し、機関投資家は積極的な買い姿勢を見せませんでし




② GLD保有残高

週間増減

  • 週を通じて小幅流出傾向
  • 大規模流出は未確認

評価

🔶 弱含みだがパニック売りではない

機関投資家はGOLDを完全に手放しているわけではなく、新規買いを控えている状態。


③ ETF資金フロー評価

判定

🔴 やや流出

機関投資家は買っていたか?

結論として

「買いより様子見」

4月は世界の金ETFへ66億ドル流入・保有量45トン増加だった一方、5月は世界全体で約20億ドル流出となり、資金流入はほぼ停止しました。  

評価

機関資金は

積極買い → 中立

へ移行。


④ DXYと米10年債

DXY

  • 週後半に大幅上昇
  • 雇用統計後は2か月高値圏

米10年債

  • 4.5%近辺まで上昇
  • 利下げ期待後退

GOLDへの影響

ドル高と金利上昇はGOLDにとって逆風。

今週の最大テーマは

「安全資産需要」より「高金利維持」

でした。  


⑤ 今週最も重要だったニュース

① 米雇用統計

NFP 17.2万人増。

予想を大幅上回りFRB利下げ期待が後退。  

市場への影響

→ ドル高
→ 金利上昇
→ GOLD逆風


② 5月ETFフロー発表

世界の金ETFは5月に約20億ドル流出。  

市場への影響

→ 機関投資家が様子見に移行


③ 中東情勢継続

安全資産需要は維持されたものの、ドル高・金利高の影響が上回った。  

市場への影響

→ GOLD下支え要因


⑥ スマートマネー判定

🟡 中立

理由

  • GLD大規模流出なし
  • ETF大規模流入なし
  • 雇用統計後はドル高・金利高

機関投資家はGOLDを投げ売りしていないが、積極的に買い増している状況でもない。現在は様子見色が強い。  


⑦ 来週見るべきポイント

GLD

小幅流出継続か反転か

ETFフロー

5月流出後の資金動向

DXY

雇用統計後のドル高継続有無

米10年債

4.5%台維持か

重要イベント

  • 米CPI、
  • FRB関係者発言
  • 債券市場動向


⑧ 今週の機関マネー結論

【今週の結論】1

機関投資家はGOLD市場から撤退していない。

しかし4月のような積極買いも確認されていない。

5月ETFフローは流出へ転換し、雇用統計後はドル高・金利高が強まった。

現時点では1

「買い増し」ではなく「様子見保有」

が機関マネーの実態と考えられる。  


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